〜食べ物をイメージする句・全国大会セレクト〜


11月号で「海紅俳句」に投句され、全国大会においでになる方の「食べ物に関連する」 句をセレクトいたしました。複数の条件にもかかわらず、食べ物の句、多いですね!(もば)


大西節
蜜蜂巣箱ならぶ葛の花立ちあがる日差し

原鈴子
栗剥く手休まず雨だれを聞く


田中穂
一日一日暮れやすくぶどうの種子を吐く








吉川通子
残暑から逃れひんやり喜多方酒の蔵


三浦桂芽
胡瓜漬ぱりぱり今日の雑事を脱ぎ








高橋登紀夫
病葉を掃き茗荷の汁にやすらぐ

高橋とも子
舞茸はなんといっても比内鶏入れなければ

岩谷照子
今夜は冷奴しその葉摘んだあの庭どうなったかな

大川崇譜
カタカナ仕事して日々国産の豆を食う

高橋毅
蚕の蛹大和煮とラジオあのころの秋だ


湯原幸三
お久しぶりのギンナン踏んづけた








院瀬見美登里
無花果お重の中のひとところ

中塚唯人
早起きが苦手となりそれでも彼岸ハゼ待ってます