「星野武夫句集」が刊行いたしました。

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大正二年一月四日東京都出身。
九貫十中花に就いて俳句を学び、「新俳句」に投句。
昭和九年一碧楼を知り「海紅」に投句、
以後敬仰師事する。
海紅句緑時代には編集委員を勤め、
その後も句作に精進されるも、
平成十一年一月九日ご逝去。
享年八十六歳。





苺をたべてその苺の空箱のやうな軽いおしゃべり 

ピカソの片方の目のよう夜空に白のもくれん

有金をはたき梅のおわった空がまる見え

(句集より抜粋)


 大阪  結城史朗氏より(一部を抜粋しています)

駅弁の短い箸のここまで沼の冬の明かり

割った杉箸も合わせばぴったり。北上する普通列車の一隅。
誰の胸にも灯り得る仄かな明かり。
この句集は、上質の私小説にも通じる。
それでいて清潔な情感に満ちています。


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